プレゼンテーション

ある課題に対して自ら分析、対策立案をして評価者の前で発表するものです。インバスケットの個人演習課題をそのままプレゼンテーションの課題にするケースがあります。

いかに複数の人間に自説を論理的に、かつ納得感を与えながら伝えられるかがポイントになることが多いようです。

ここで注意しなければならないのは、内容の正否ではなく、どのような発想をして、限られた時間で相手に効果的に伝えることができるかです。

まず、プレゼンテーションの際の言葉や口調、目線や表情が重要です。昇格試験においてのプレゼンテーションは非常に緊張するものです。
 そのため、プレゼンテーション中にずっと資料を見ながら説明したり、口調が早くなり説得力が落ちたりすることがあります。

やはり何度か練習をして、プレゼンテーションの場に慣れることが大事です。

時間配分はどうか、慣れてくれば自分のプレゼンテーションをビデオなどで録画し、自己チェックします。

・要点を訴求できたか

・プレゼン時の立ち位置は適当か

・説明の強弱はついていたか

などの項目だけで、自分を客観的に見ることができ、自分のクセを発見できます。当日は面接と同様で服装には気をつかいましょう。

ビデオカメラ

ネクタイがきちんと結ばれているか、頭髪は清潔感があるか、など見た目がだらしなければ、内容がすばらしくとも評価は下がるのです。

この演習も昇格試験という特別な枠でとらえず、あなたが管理者となればこのような機会は必然にと増えますので、良い練習の機会を与えられたと思うべきです。