部下指導面接演習
あるストーリーやケースを読み、上司としてある部下との面談を行うものです。
自分は上司として、部下役の人間にどのように指導するかを実際に行います。この部下指導面接演習では単に叱責したり、なだめたりすることが目的ではなく例えば
・話の切り出し方や傾聴の姿勢
・相手を思いやる気持ち
などの面も観察します。
まずストーリーをよく読んで、面談対象者の抱える問題や背景に興味を抱くことです。
問題の現象面に焦点を当てすぎると尋問のようになり、部下を追い詰め、部下は信頼感や安心感を失ってしまいます。
部下指導面接演習での注意したいこと。
・どのような状況でも、部下と信頼関係を築いたか
・傾聴する姿勢はあったか
・事実に対してのみ指導し、部下の人格や性格に対して傷つける言動はなかったか
・過去や現在だけでなく、これからの部下の成果についての指導はあったか
などの点はよく理解しながら臨みたいところです。
しかし、この演習もできれば、職場で練習を何度も重ねておきたいものです。